国境を超える研究開発体制
共達グループは、世界における最先端テクノロジーを活用し、新ソリューション創造に生かすと共に、日中市場への展開を実行する基盤~INNOVATION HUB~を設置しました。
共達グループは、INNOVATION HUBを通して、お客様と共に、日中の新技術、新ソリューションの調査・研究開発を推進しています。
- 01 深圳イノベーションセンター
深圳は中国国内トップのIT先端地であり、未来に向かい先端技術の集約・発展がなされています。共達は深圳にイノベーションセンターを設置し、目まぐるしく進歩するデジタル技術やその製品群を身近でウォッチし、変化の過程を吸収することで、新たなソリューション開発を目指しています。
また深圳ソフトウェア産業協会(SSIA)とのアライアンス契約を締結し、深圳地区への日本のお客様向けの視察の企画など、日中間の技術交流連携を強化しています。- 02 瀋陽IoT研究センター
インターネットの最前線で、大量のデータをネット上に取り込む仕組みとしてのIoTの研究開発と応用システムの開発を行うIoTセンターを瀋陽に設置し、中国国内向けに農業用のIoTシステムなど多数のシステムが実用化されています。
- 03 大連AI研究センター、東京AI研究センター
今後飛躍的な成長が見込まれるAI分野に関し、先端技術の集積と人材育成を行い研究開発分野に資源を投じています。特に中国国内で最先端技術としての画像認識のアプリを開発しています。その成果は顔認証ソリューション(SR-Face)として既に販売を開始しています。日本でも全文検索や不良製品検知などの研究を盛んに実施しています。
- 04 業務業種ブロック、技術ブロック
日本、中国の各分野の専門技術者が協同で、各分野ごとにテーマを決め、ブロックと称されるグループによる活動を実施する組織横断的下層組織運営を行っています。目的は長年培った業務業種知識や開発技術の蓄積と再利用、またマイグレーション技術の研究開発、世の中の優れたソリューションの深堀などをすることで日中の技術者のスキルアップを目指します。このブロック組織により、お客様への提案から成果物納品までの前フェーズに知見が活かされ高品質で顧客満足の高い納品を行う姿勢を整えることができます。
- 05 日本・中国のソリューションの相互利用推進
日本、中国共に優れたソリューションやパッケージソフト等がたくさん存在します。共達では、中国での最新ソリューションを積極的に日本国内企業様に紹介や提案を行います。また、お客様が日本製ソリューションの中国展開を計画されている場合、弊社の拠点や人材を活用し導入支援・カスタマイズパワーの提供や、保守・運用のご支援が可能です。